平成29年度 ひょうご海の子作文

平成29年度「ひょうご海の子作品展」作文受賞作品

兵庫県知事賞

「ほしダコ作り体験をして」
芦屋市立朝日ヶ丘小学校 4年 池ノ上 優太

ぼくは、マリンスクール当日早起きし、電車に乗りこみました。すま駅をすぎるとまどから海が見え始めます。ぼくは、この景色が大すきです。キラキラかがやく海にどんな魚が泳いでいるか考えるだけでワクワクします。
ぼくは、夏休みに兵庫県漁業協同組合連合会がしている親子マリンスクールの明石コースに参加しました。マリンスクールでは、ほしダコ作り、アジの三枚おろし、ちりめんモンスターさがしをしました。
ぼくは明石の魚のたなのお店でしかほしダコを見たことがなかったので、ほしダコは、どんなふうに作るのか不思議でした。ほしダコは、どんなふうに作るのか不思議でした。ほしダコは生きたままのタコをつかまえて、神けいを切り、おなかをうら返し、内ぞうを取り、ほう丁を使って開き、左右の足に竹ぐしをさして、足をバランスよく広げて、天日にほします。
今回生きたタコをつかまえるのは、とてもかんたんでした。その理由は昨年マリンスクールのたる水コースに参加し、タコや魚のつかみどりをしたことがあったからです。その時、魚の目を手でおおうとおとなしくなったので、今回は、同じ方法をタコにも使ってみました。タコが泳いだしゅん間に目を手でおおうとタコもおとなしくなり、ねらっていた大きなタコをいっぱつでつかまえることができて、とてもうれしかったです。
ぼくがほしダコ作りの中で、一番楽しかったのは、タコをつかまえて神けいを切るところです。ぼくは、お母さんといっしょにタコの神けいを切ろうとしましたが、つかまえたタコは神けいを切っても切ってもいっしゅん色がかわるのですが、水につけるとまたすぐに生きかえり神けいを切るのが大へんでした。あと、タコの左右の足を竹ぐしを使ってピーンとはるのがむずかしくて漁協の方に手伝ってもらうと、いっきにカッコいいほしダコに仕上がりました。何度も練習すると上手になるそうです。ほしダコ作りはむずかしかったけど、とても楽しかったです。
親子マリンスクールでは、兵庫県の漁業の話も教えてもらいました。その中で、漁しさん達がタマゴをうむ前のガザミのこうらに「とるな」と書いて一度海にもどし、さんらん後だっぴをしたあとに取るという取り組みをしていると聞いてビックリしました。何百ものタマゴを守ることで、しょう来もガザミがとれるように工夫していてすごいなと思いました。この他にも海をゆたかにするためには、森をゆたかにしなければいけないという話も聞きました。ぼくは魚のち魚の放流をしたり、森に木を植える取り組みにも参加して、海に魚をふやして大切にしていきたいです。


兵庫県教育長賞

「わたしたちの海」
淡路市立学習小学校 4年 井筒 雛那

わたしの住んでいる淡路島は、海にかこまれています。わたしの家からも海が見えます。波の音や船の音がよく聞こえてきます。朝早くからたくさんの漁業の人達が海ではたらいています。わたしのお父さんは漁しをしています。主に、いかなごとチリメンという魚をとりに行っています。春になるといかなごをとりに行きます。いかなご漁は期間が短く、三から四週間ぐらいで終わるそうです。十年ぐらい前と比べると今はぜんぜん量が少ないそうです。特に今年は、量が少なく値段が高かったです。少なくなってきているのは、地球温だん化で海の水温が高くなって育たなくなっているのかもしれません。だから、漁しの人もいかなごの量を増やそうと海をたがやしたり親のフルセをとらないようにしたりしています。次に、チリメン漁は五月から十二月までとりにいきます。今ではチリメンといえば生しらすが有名になっています。わたしはまだ食べた事がないから一回は食べてみたいです。チリメンはイワシの子どもって言われた時は、ビックリしました。
冬になるとお父さんはノリのお手伝いに行きます。ノリも一緒で水温が高くてあみをはるのがおそくなり期間が短くなっています。ノリを育てるのには栄ようが大事です。栄ようがなくなるとノリの色が黒色から黄色っぽくなるそうです。だから色がおちないように、ノリを作っている人たちは池のそうじをしています。その池のそうじの事を「かいぼり」と言います。かいぼりをすると山の栄ようが海に流れて、その栄ようをすってきれいなノリが出来るそうです。おいしいノリやおいしい魚を食べるためには、海をよごさずきれいにする事が大切だと思います。これからのきれいな海を守っていくのは、わたしたちです。


講  評

兵庫県知事賞 「ほしダコ作り体験をして」

池ノ上優太さんの「ほしダコ作り体験をして」には、海の大切さと漁業に関する興味並びに関心の深さが述べられていました。兵庫県漁業協同組合連合会主催の親子マリンスクールに参加をして、実際に生きたタコをつかまえ、竹串ではっていく体験が生き生きと描かれ目の前に浮かぶような描写表現で書かれています。また、スクールで兵庫県の漁業についての話を聞き、学習をしたことで、美しく豊かな海を守ることの大切さについて考えが深まりました。
体験を基にして、社会を見つめて広い視野で書き上げたすばらしい作文で、未来への期待を感じさせられました。これからも、書くことを通して「伝える」心をもち続けることを願っています。

 

兵庫県教育長賞 「わたしたちの海」

井筒さんの家からは海が見え、波の音や船の音も聞こえます。小さなころから海に親しんできた井筒さんは、漁師のお父さんがいかなごやチリメンを取ったりノリを育てたりすることに興味をもち、いろいろなことを調べました。そして、豊かな淡路の海を守るために、工夫や努力が続けられていることに気付きました。
いかなごを増やすために、海をたがやし、親のフルセをとらないようにしていること。ノリの色が落ちないように、池のそうじ「かいぼり」をしていること。いろいろな努力をする大切さに気付き、これからの海を守っていくのは自分たちだと決意する姿が、ていねいに描写されています。
自然や自分を見つめることで豊かな心が育ちます。これからも、作文を通して豊かに成長していくことを願っています。

平成29年度「ひょうご海の子作品展」作文受賞者一覧表

賞 名 学校名 学年 氏 名 題 名
兵庫県知事賞 芦屋市立朝日ヶ丘小学校 4 池之上 優太 ほしダコ作りを体験して
兵庫県教育長賞 淡路市立学習小学校 4 井筒 雛那 わたしたちの海
JF兵庫漁連会長賞 淡路市立学習小学校 1 相田 くらら えびのカレーがだいすき
淡路市立家島中学校 6 沖 心夏 大好きな海を守りたい
JF兵庫女性連会長賞 明石市立明石小学校 6 安井 彩夏 大切な海
たつの市立御津中学校 2 神頭 杏奈 憧れる海
JFなぎさ信漁連理事長賞 淡路市立石屋小学校 6 森 彩音 一人一人にできること
淡路市立石屋小学校 6 門 帆乃美 海の宝石
農林中央金庫
大阪支店長賞
淡路市立学習小学校 1 大田 陽介 ぼくのおじいちゃん
淡路市立学習小学校 6 舩本 愛斗 海の未来
佳作 淡路市立学習小学校 1 松尾 燎優 うみ
淡路市立学習小学校 1 村田 健斗 うみがすき
淡路市立学習小学校 1 渡邉 悠咲 さかなつり
明石市立二見西小学校 1 的場 歩実 いつまでもきれいなうみでいてね
明石市立明石小学校 2 清政 海翔 海のごみをもってかえろう!
明石市立錦浦小学校 2 山﨑 太雅 海について
明石市立錦浦小学校 2 仁木 和真 ふたみの海について
明石市立錦浦小学校 2 山本 隼人 大きな海
南あわじ市立辰美小学校 3 平野 圭人 ぼくのゆめ「しん海たんけん」
淡路市立学習小学校 4 正木 妃菜多 大切な海
淡路市立学習小学校 4 藤井 佑吏 ぼくの好きな海を守るために
淡路市立学習小学校 5 中村 壮太
姫路市立城乾小学校 6 長谷川 幹太 この海をいつまでも
淡路市立学習小学校 6 居守 大和 海を大事にする活動
明石市立明石小学校 6 奥田 航輝 今の海
淡路市立石屋小学校 6 武田 奈々 海の事故を防ぐためには
淡路市立学習小学校 6 田中 実希 海をよくするために
淡路市立石屋小学校 6 中野 伊吹生 海は広くて豊か
淡路市立学習小学校 6 山口 陽南夏 淡路の海
淡路市立石屋小学校 6 中山 稜介 大切なライフジャケット

学校賞 淡路市立学習小学校
淡路市立石屋小学校
明石市立錦浦小学校


以上の作品が受賞しました。
県内の小中学生より 62 点のご応募をいただきました。
ありがとうございました。

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